小型犬の首に負担がかからない首輪の選び方とは?大型犬向けの選び方もあわせて紹介!

「首輪は犬にとって負担?」
「首に負担の少ない首輪を選ぶ方法は?」
首輪で犬の首に負担をかけたくないと考えている方のなかには、上記のような疑問を持っている方もいるでしょう。

今回は、首輪は犬の首に負担がかかるのかどうかや、首への負担が少ない首輪を選ぶポイントを解説します。これから愛犬への首輪を選ぶ予定の方は、今回紹介するポイントをおさえて選ぶと、愛犬にぴったりな首輪を見つけることができるでしょう。


この記事でわかること

  • 犬の首に負担がかかりにくい首輪にはどのような種類があるのか
  • 首輪を選ぶときのポイント
  • 首輪の役割

こんな人におすすめの記事です

  • 愛犬の首に負担がかかりにくい首輪を探している方
  • 首輪を選ぶポイントを知りたい方

首輪は犬の首に負担がかかる?

首輪は犬の首に負担がかかる?

首輪は、散歩中に引っ張り癖のある犬にとって負担がかかります。散歩中に常にリードが張った状態になるため、首が締まって気管や皮膚が傷つく原因となるでしょう。また、愛犬が危険な場所に行きそうになったときに、突発的に強くリードを引くと気管や頸椎がダメージを受けるケースもあります。


被毛の長い犬種は、普段の着用しているときに被毛が絡まったり毛玉になったりと、首輪が毛切れの原因といえるでしょう。


首輪にはデメリットだけでなく、「装着が簡単」「しつけがしやすい」というメリットがあります。そのため、できる限り、愛犬の首に負担のかからない首輪を選ぶことが重要です。

小型犬の首に負担のかからない首輪を選ぶときのポイント

ここでは、小型犬向けの首に負担の少ない首輪を選ぶポイントを4つ紹介します。

  • サイズ
  • 太さ
  • 素材
  • 首輪とリードのセット

それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。

サイズが合っている

首輪を選ぶときには、サイズが愛犬に合っているか確認することが大切です。

サイズが小さすぎる首輪は、締め付けが強く、犬の首に負担になります。反対に大きすぎる首輪は、首と首輪の間にすき間があいてしまい、脱走の原因となります。


首輪は大きすぎても小さすぎても危険なため、首輪のサイズ選びには注意が必要です。首輪のサイズは、犬の首回りから1~2cm大きめのものを選ぶとよいでしょう。目安は装着時に指が1~2本入る程度です。

適切な太さがある

首輪を選ぶ際には、首輪の太さにも注目しましょう。首輪が太すぎる場合、犬は動きにくさや窮屈さを感じる可能性があります。一方、首輪が細すぎる場合は、首に食い込みすぎて窒息事故の原因となるので注意が必要です。


小型犬は約1.5cm、中型犬は約2cm、大型犬は約2.5~3cmの太さの首輪がちょうどよいとされています。また、成長にあわせて太さを変えていくのもよいでしょう。首輪の太さにも注目して、愛犬にぴったりな首輪を探してみてください。

軽く柔らかい素材でできている

犬の首に負担が少ない首輪を選びたいときには、軽く柔らかい素材でできた首輪がおすすめです。


トレーニング用の首輪は金属が使われていることが多く、布製の首輪と比べたら重くなり、犬への負担が大きくなります。また、硬すぎる素材の首輪は犬の首に食い込みやすく、首へのダメージが大きいといえるでしょう。


最近では、クッション性の高い素材からできた首輪も販売されています。愛犬の首への負担を軽減したい場合は、軽く柔らかい素材の首輪を選ぶことが大切です。

首輪とリードセットかどうか

おしゃれな首輪を探している方には、首輪とリードがセットになっている商品がおすすめです。首輪とリードの柄が同じで統一感が出るため、見た目にこだわりたい方にはぴったりです。


ただし、リードがセットになった首輪を選ぶときには、デザイン性だけを重視することはおすすめできません。上記で紹介したサイズ・太さ・素材感も確認しながら、愛犬に適したおしゃれな首輪を探してみてくださいね。

大型犬の首輪選びのポイントは?

大型犬向けの首に負担のかかりにくい首輪を探すときには、小型犬と同様にサイズ・太さ・素材を重視するとよいでしょう。


ただし、大型犬の場合は首輪の頑丈さも大切です。大型犬は小型犬と違い力もあるため、強度の低い首輪だと壊れてしまい、散歩中に脱走する可能性があります。大型犬でも、できる限り負担を軽減したいと考えている飼い主には、首への圧迫感が少ないハーフチョークがおすすめです。

首輪の役割とは?

首輪には、大きく分けて3つの役割があります。

  • 迷子の防止
  • しつけをしやすくする
  • 犬を守る

首輪は犬を散歩のときに使用するだけでなく、犬を守ることにも役立つ用品です。首輪の3つの役割を詳しくみていきましょう。

迷子の防止

首輪は迷子札や鑑札が付けやすく、犬が迷子になったときに役立ちます。散歩中またはドッグランで遊んでいるときに、犬が興奮して脱走するケースは少なくありません。犬が本気で走っているときは、どんなに足の速さに自信がある人でも、犬に追いついて捕まえることは難しいでしょう。


迷子札や鑑札が付いていると、その情報を元に、飼い主を探しやすくなるというメリットがあります。また首輪を付けているだけで、野良犬ではなく飼い犬と判断される可能性が高くなります。首輪は愛犬が脱走してしまったときに、捜索の助けになるといえるでしょう。

しつけをしやすくする

首輪は、犬のしつけを行うときによく使用されます。首輪を使用すると、リードを軽く引っ張るだけで犬に合図を送ることが可能です。


犬は、首への刺激にとても敏感に反応します。そのため、首に合図を送ることで飼い主の指示を伝え、しつけがしやすくなるというメリットがあります。しつけ用の首輪も販売しており、犬の引っ張り癖を直したい方や、ほかの犬や人への飛びつきを直したい方にはおすすめです。


また、散歩の練習が必要な犬に不可欠な用品です。飼い主とうまくコミュニケーションをとるツールとしても役立つので、適切な首輪選びが重要になります。

犬自身を守る

首輪は、散歩中に拾い食いをしそうになったり、ほかの犬や人に飛びかかろうとしたりしたときに、犬を制御するときに役立ちます。犬は興奮すると、飼い主の言葉だけでは制御が効かない状況になることがあります。


興奮した犬は、動きが速く力も強くなるため、人間の手だけで制御することができません。しかし、犬に首輪を付けていれば、首輪を掴んで犬の動きを抑えることができます。


犬が制御できない状態になると、ケガをしたり事故に巻き込まれたりする可能性が高くなります。愛犬が思わぬトラブルに巻き込まれないようにする際に、首輪は特に有効といえるでしょう。

首輪の代わりにハーネスを使ってもいいの?

首輪の代わりにハーネスを使ってもいいの?

犬によっては、首輪よりもハーネスを使用した方がよい場合があります。


気管が弱い犬は、首への負担を軽減するために、首輪の代わりにハーネスを使用した方がよいでしょう。また短頭犬種は、首が太く首輪が抜ける可能性が高いので、散歩のときはハーネスがおすすめです。


ただし、ハーネスを利用するときには、首輪も併用することを推奨します。ハーネスにも迷子札はつけることは可能ですが、身体に触れて不快に感じるケースが多くあります。そのため、迷子防止の役割として首輪を付けていた方が安心です。


また、極度の怖がりの犬は首輪とハーネスの両方を着用してリードを2本使って散歩すると、脱走の防止につながるのでおすすめですよ。

あなたのわんちゃんには何をつけてる?飼い主さんに聞いたアンケート結果を紹介

ここでは、愛犬の首への負担を考えている飼い主さんにアンケートをとった結果を紹介します。


「30代 女性 A.Iさん 愛犬:シェットランド・シープドッグ8歳」

トレーナーさんから首輪の方が指示を伝えやすいといわれて、ハーネスから首輪にシフトしています。最初は嫌がって外そうとしたり付けても歩かなかったりしていました。
しかし、レザーの首輪からナイロンの柔らかいものに変えると、徐々に慣れたようで嫌がらなくなりました。

「30代 男性 S.Uさん 愛犬:チワワ4歳」

現在使用している首輪は、幅が広く、柔らかい素材の首輪です。首への負担が少ないため、チワワにおすすめです。また、首輪の付け外しが簡単で、散歩中に外れにくい点も気に入っています。

「50代 女性 M.Tさん 愛犬:ジャックラッセルテリア」

レザー、布などの首輪を使用しています。首への負担や付け心地を考えて、比較的柔らかくて軽く、フィットする首輪を選んでいます。

「30代 女性 T.Yさん 愛犬:トイプードル2歳」

すっぽ抜けが防ぎやすいため、ダブルDカンの首輪を使用しています。バックルが外れても、そのまま首輪ごと外れてしまわないので便利です。首へ負担は減らせるようにサイズには注意しています。


ここで紹介した飼い主さんの意見も参考に、首に負担がかかりにくい首輪を選んでみてください。

小型犬・大型犬それぞれにぴったりな首に負担がかからない首輪を選びましょう

首輪には、迷子防止やしつけがしやすくなるなどの役割があります。首への負担を軽減できる首輪を選ぶときには、首輪の素材と形状に注意しましょう


首への負担が心配な場合は、ハーネスで代用することも可能です。ハーネスを使用するときには、首輪も併用するとより安全性を高められます。


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